竜頭蛇尾セッション、りお宅にて俺のGMによるデモンパラサイト第5話『降り止まぬ雨』をやる。成功した点も多いが反省する点も多いセッションだった。成功したと思うのは、まずキャラ制作で登場NPCを教えることで良い感じに関係の有るPCを作ってもらえたこと、それから戦闘では三つの攻撃タイプをそれぞれ必ず出して攻撃への対処と弱点を探る事を楽しんでもらえたこと、そして敵の名前とレベルと与えたダメージを宣言して戦略の幅を広げられたことである。反省すべき点は、まず雷獣のことはべつにキャラ制作で言わなくてよかったと思う、俺の悪い癖でシナリオに深く関係ない適にも余分な設定をつけてしまった。次に忍は総一郎と一緒に登場させるんじゃなくてまず一人でPC達と会わせるべきだった、2人一緒に登場させたことによって両方のキャラが薄くなってしまった。そして俺自身のルールの確認が甘かった、衝動表の効果の上書きや隠密状態の解除や戦闘不能からの回復などルールでつまったところが多すぎた、まだまだ鍛錬が必要だということである。最後に、今回は歯応えの有る2回戦闘にしてみたんだが、これは成功とも失敗とも言いがたい、確かにシナリオはスパッと終わったし両方の戦闘をじっくり楽しめたが、ちょっと物足りなかったような気がしないでもない、俺の持論である3回戦闘は、1回目の戦闘で敵の存在を明かし、2回目の戦闘で敵の正体を明かし、3回目の戦闘で敵と決着をつけるという、それだけでシナリオが成り立つ構造になっているので、これをしないとシナリオが完成していないような気がしてしまうのだ、まあ次は1度、一瞬で終わる戦闘2回と歯応えの有る戦闘1回の3回戦闘を、今回得たノウハウを使ってやってみようと思う。

 今回のセッションは終わった後の時間も凄く有意義だった。まずりお宅では月華をやって守矢を使ってみたら凄く使いやすくて、今までキャラの定まっていなかったこのゲームだが完璧に守矢に決定した。次に帰りに寄った東京書店ではプリっち以来1年半ずっと待ち続けた『かんなぎれい』の新作『ティンクルくるせいだーず』の情報を得て大感動、これでまた生きていく上での心の支えが出来た、もちろん家に帰ったら速攻公式サイトを隅々まで読みきった、バトルで生徒会な学園モノだし、主人公は2年生で可愛い系だし、天使とか魔族とか魔王とかの設定は面白そうだし、ヒロインも良いキャラがそろっていて『かんなぎれい』は相変わらず俺の趣味に完璧に合致しているなぁと思って凄く嬉しかった。