Schoolぷろじぇくと☆、神代雫のルートをクリア、一番微妙かなと思ってとっておいたら、思わぬ伏兵で実は一番良いシナリオだった。ルートに入ってからの「なんであいつのことなんか」というのから、だんだん気持ちが抑えられなくなり、最終的には主人公にベタ惚れになって、主人公も雫にベタ惚れで、ラブイチャ万歳な展開が凄く良い感じだった。というか雫はルートに入る前のクールな皮肉屋の発明家からルートに入って恋する乙女になったときの変化が激しすぎで、ルートに入ってからがやたらと可愛くて魅力的に見える。雫が終わってあとはどうでもいい寮母だけになったので100%データを当てて終了した。しかしこのゲームは、一見メインっぽい小桃と遥よりも、サブっぽい蛍と雫の方がシナリオが上質である。やっぱり最初から主人公に惚れているよりも、だんだんと自分の想いに気付いて戸惑いながらも惹かれていく感じが良いものである。

 ぬる汁、一周30分フルコンプ1時間のゲームなので一気にクリアした。しかし、その分内容は濃く凶悪に良い出来なゲームだった。特にテックアニメーションの使い方は物凄く上手くて、炎の孕ませ人生なんて全く目じゃないくらいである。やっぱりこの技術は素晴らしいのでもっともっと広まって欲しいものである。