マブラヴオルタネイティブをインストールしてから一週間あまり、ひたすらやり続けてついにクリアした。なんかもうやり始めると引っ張り込まれて抜け出せなくなる感じ、感覚としては君望に近くなった感じかな。演出も凄くパワーアップしてて、特にコクピットモニターの凝りっぷりは狂ってると思う、あとは最終戦闘のアニメーションも物凄かった。ヒロインとしては、純夏は前から好きだったし、日記の破壊力も相変わらず凄まじかったけど、何よりも純夏を大切に想う主人公の気持ちが凄く良かった。しかし、今回の真打ちは何と言っても霞だと思う、もともと見た目は好きだったし、CVも栗林みな実で完璧なはずだったんだけど、いかんせん無口なせいでイマイチなキャラに成り下がっていた、でも今回は最終的にその問題も解決されたし、エンディングに出て来た時は物凄く可愛くて、完全に今作最大の萌えキャラとなっていた。霞が「ばいばい」と言う度に何時も心の中で叫んでいた「ばいばいじゃないよ、またねだよ」という言葉も叶えてくれたし言う事無しである。名前の秘密も、俺の大方の予想通り、スミカのカガミ写しなのでカスミというのであってそうだし、苗字のヤシロも出身地ロシアを反転させたんだと思うんだけどどうだろうか。ロボモノとしては、パーソナリティの無いベータと戦っているときよりも、やっぱり人間同士で戦っている時の方がそれっぽい台詞の応酬とかがあって熱いなぁと思った、というかベータと戦っているときはロボモノというよりもホラーなので物凄く怖かった。因果導体を中心としたSF的な設定は下手をするとロボモノな部分よりも面白かったかもしれない、というのも夕呼先生の説明が上手すぎるのだ、凄く解り易い上に独特の話し方をするので聞いていてやたらと楽しい気分にさせてくれる。

 オルタネイティブと同時進行でアカネマニアックスのDVDを借りてきて観ていたんだが、これは物凄く良いタイミングで観たなぁと思う、というのもアカネマニアックスのエンディングとオルタネイティブのエンディングが綺麗に繋がっていたのだ。具体的にはアカネマニアックスの主人公が転校していった翌日がオルタネイティブのエンディングなんだが、オルタネイティブの主人公がちゃんとそのことを説明しているのだ。マブラヴの段階では、ただ隣の席のやつが御剣財閥の力で転校させられたというだけだったのに、オルタネイティブでは、そいつを夕呼先生のクラスから押し付けられた転校生で、昨日の文化祭まではちゃんといたけど、野球の強豪校からスカウトが来て転校していったと、まさにアカネマニアックスの内容と同じ事を言っていたので大感動だった。アカネマニアックス自体もマブラヴのキャラがいっぱい出てきて楽しかったし、なによりも主人公の妄想の中で夕呼先生がスーパーロボットを作っていて博士と呼ばれているのが凄く笑えた。しかし、そのスーパーロボット・ゴーダインがあればベータなんか一掃してやるのにとオルタネイティブプレイ中何度も思ったけどね、もしくはガンバスターでもよかったけど。